CSS Nite in HIROSHIMA, Vol.8 開催レポート

2014.11.20

CSS Nite in HIROSHIMA, Vol.8 開催レポート

CSS Nite in HIROSHIMA, Vol.8が終了しました。 2014年11月15日、広島コンピューター専門学校にて開催し135名の方にご参加いただきました。

約5時間にわたる長丁場のセミナーの聴講、お疲れさまでした。また、当日は空調の調節がうまくいかずご迷惑をおかけしました。

司会は去年と同じく鷹野さんと実行委員の今中さん。 ご自身の登壇も控える中、テンポよく進められる鷹野さんの進行には私たちスタッフも見習うべき点がたくさんありました。

セッション1 :表現の幅を広げる「脱ビットマップ」。最新Webのグラフィック

さまざまなデバイスの登場をきっかけに変化しているWeb制作環境。マルチデバイスに対応するための「脱ビットマップ」術をSVGやWebフォントの内容を中心に解説。IllustratorやPhotoshopを使ったデモを交えての解説では、Web制作に明日から使える機能がたくさん紹介されました。

参加者アンケートより(一部抜粋)

  • 脱ビットマップの制作の可能性がすごくわかりやすかったです。スライスがなくなるのもすごかったです。
  • ワイヤーフレームを今までAiやPsでオブジェクトを使用して作成していましたが、段組み設定などの方法が知れてよかったです。
  • プリントメディアが仕事のメインですが、Webの制作においてイラレやフォトショの機能が非常に便利になっていることがわかり、Webの進化に日々ついていけるよう学ぶきっかけとなりました。

セッション2:Web制作がもっと「楽」になる、フォトディレクション&写真撮影テクニック

広告写真家として活動されている鍋坂さんが考える「おもしろい撮影」とは?を皮切りにご自身の経験談を交えながら、ディレクションのコツや写真撮影の基本を解説。実際に参加者の方にステージに上がってもらい行われた商品撮影用のデモがとても好評でした。

参加者アンケートより(一部抜粋)

  • 曖昧な部分を放置せずきちんと聞いてハッキリさせてから進める。仕上がりの共有。考えれば当たり前のことですが、意外とできていない場合が多いのでしっかり念頭に置いて今後ディレクションしたいと思いました。
  • 日頃の撮影に使える基礎テクニックを知ることができた。
  • 実例が面白かったです。撮影前のディレクションの重要さに納得しました。

セッション3:Webサイトを作った後の運用をもっと楽しく

トコトンの機能を中心にWebサイト運用を効率化するために行った内容と、トコトンによって会社がどう変わったのかを紹介。実際のクライアントとのやり取りのお話には共感される方も多かったはずです。最後にはトコトンのデモもあり、発注側・受注側でどのように操作するのかがよくわかりました。

参加者アンケートより(一部抜粋)

  • すごく共感した内容だった。時間の作り方を考えるということを考えさせられた。
  • 運用方法をここまで工夫してシステムを作り上げた取り組みに脱帽です。
  • お客様からのご依頼における悩みに大変共感しました。解決の方法も明解で参考になりました。

セッション4:楽しい仕事を作る方法

「トコトン」を使うことによりできた時間をどのように活かしているのか?会社の仲間たちと楽しい時間を共有しながらモチベーションをあげて仕事に取り組む方法を、フォノグラムで実践しているイベントの紹介やアイディアを実現した自社サービスの開発話を交えて紹介。

参加者アンケートより(一部抜粋)

  • 何かおもしろいことをやりたいと思っていたのでフォノグラムさんの取り組みはとても参考になりました。
  • 仕事以外のコミュニケーションから仲間意識となってそれが意思の疎通につながるという部分に納得したので、そこにフォーカスしたお話もお伺いしたいなと思います。
  • 「指揮者のいないオーケストラ」風な職場づくりってあまり想像できなかったのですが、たくさんの職場風景の写真を拝見して「こういうのいいなぁ」と素直に憧れました。

セッション5:LIGのメディア戦略。情報発信の成功と失敗

いつもおもしろい情報発信をしている株式会社LIG。LIGが設立された経緯や、大変だった時期を乗り越えどのようにして「おもしろい」ことを作り出す会社のなったのかを解説。ご自身は真面目なタイプと仰る岩上さんに驚かれた方も多かったのではないでしょうか。会場からは笑いの絶えない楽しいセッションとなりました。

参加者アンケートより(一部抜粋)

  • ファン作り、情報発信について重視しているところが勉強になりました。ありがとうございます。
  • ブログの裏話や、おもしろいを考える為の秘訣を知れてアイディアがわいてきました。
  • 自分たちがおもしろいこと。それを見る人がおもしろいと感じることを本当に追求されているなと改めて感じました。おもしろい、というただのアイディアではなく、そのバックグラウンドがちゃんと研究・追求されているからこそだと思いました。

開催を終えて

CSS Nite in HIROSHIMAも今回で8回目を無事に終えることができました。

今回は「おもしろい」をテーマに、県内外の講師の方々にすぐにでも実践できるテクニックから、ディレクション、自社での取り組みについてまで幅広くお話してもらいました。アンケートでも「おもしろかった」「参考になった」などのお声をいただき、スタッフも嬉しく思っています。

今回も無事に開催ができたのは参加者のみなさま、趣旨に賛同しご協賛してくださったみなさま、快く登壇を引き受けてくださった講師陣の方々みなさまのおかげです。スタッフ一同心よりお礼申し上げます。

次回もぜひみなさまにお会いできることを楽しみにしています。